アラフォー女、婚活のその後

婚活で知り合った人と交際をしているその続き

断酒34日目 お酒飲んでいると人生あっというまに終わる

酔っていると、時間の感覚がわからなくなる。


浦島太郎が竜宮城で3日過ごしたつもりが、
実際には何十年も経っていておじいさんになってしまったように。


私もお酒を飲んでいた20年間は、何を達成するわけでもなく、
ずっと人生の踊り場にいたような感覚だ。


途中から、何かがおかしいぞ、なんでうまくいかないんだろう、あの子と私の違いはなんだろう(実際には酒に飲まれているかどうかだったと今になって気づいた)と感じてはいたけれど、
それを紛らわすためにさらにお酒を飲んでいた。


私が酔っ払っていた間に、
友達は結婚して家を買って子供を産んで子育てをしている。
自分が作った家族の中心となっている。

私が酔っぱらっている間に、
みんな、ちゃんと人生設計していたんだなあ~。
人生設計してない子も、シラフでちゃんと進んでいたんだなあ~。

私は、何も手にしていないなあ~。
酔っぱらって、グルグル同じところに迷宮入りしたり、
ちゃんとした判断ができなくて選択を誤ったり・・・。
猛烈に後悔しかありません。

人生に後悔なんてカッコ悪いけれど、
私はお酒を飲み続けていた20年を猛烈に後悔しているのです。

浦島太郎の話の続きは、描かれていないけれど、
あのお話しの続きは、
浦島太郎が竜宮城で酔って遊んでいたらおじいさんになっていて、
それに気づいて愕然とする、遊びほうけていたことを後悔する話なんじゃないのかなと思います。


酔っている時間は、何も生み出さないし、何も残らない。

飲み友達は、所詮は酔っ払った付き合いだ。
若いころは楽しくても、だんだんとみんな年を取って、お酒の毒牙に犯されていく。
お酒に飲まれる人がでてきたり、お酒に振り回される人が出てきたりして、
健康面からもお酒から離れざるをえない人も出てくる。


「お酒」が中心となっている人間関係って、薄っぺらいなあと思うのです。

仕事や趣味や他の何かが中心となっている関係にプラスお酒なら、
お酒はスパイスになるかもしれないけれど、
お酒は決して長い間メインディッシュとはなれない。


なぜなら、お酒をたくさん飲み続けることは、不幸に向かうしかないからだ。
不幸行きのバス、もしくは泥船に一緒に乗っているのが、飲み友達、なのかもしれない。そのスリルを一緒に味わうという友達。向かう先が破滅なのだ。


私はようやく気付いた。
遅いよ、私。あと10年前に気づけば、違った道だったのになあ。
でも、まあ今気づけただけいいのかな。
いろいろ言い訳できない底を感じて、やっと気づいたのかもしれない。


だけども、人生は最後の一日まで可能性を秘めているのかもしれない。
何を得るか、何を成すか、じゃなくて、どう感じてどう生きるか、そちらにフォーカスできれば、まだまだ捨てたものでもないのかもしれない。